コラム

IT業界界隈に出没して見聞きしたこと、気がついたこと、考えたことを綴っていきます。

通園バスに3歳児を置き去り 「空っぽの水筒」に心が痛む

済記者シニアの会」 に載せたコメントです 400字以内という条件だったので、贅肉を削ぎ飾りを外した文章になっています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 またか――。 第一感はこれでした。無垢な命が、…

安倍「国葬」儀と反社カルト教団問題 権力集団の傲慢が……

「経済記者シニアの会」 に載せたコメントです 400字以内という条件だったので、贅肉を削ぎ飾りを外した文章になっています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 政治・経済のストライクゾーンにいなかっ…

「メタバース」? 実はよく分からんのですが…… /佃 均の“目”

旧聞に属しますが、今年7月27・28の両日、東京・六本木で「METAVERSE EXPO JAPAN 2022」が開かれました。主催はfacebook、Instagramで知られる米Meta社の日本法人でした。また10月26~28日には千葉・幕張メッセで第1回「メタバース総合展」が開かれます。DX…

統計数字をどう読むか? /千葉 利宏の“目”

http://blog.livedoor.jp/corporate_pr/archives/59712721.html 経済記者の最も重要な仕事は「数字」を読むことです。企業の決算や株価、金利、為替相場の動向から政府予算や国際収支まで様々な数字を追いかけていますが、将来を予測するうえで重要なのは、…

「防衛費倍増と原発新増設」を掲げる岸田内閣の愚/大澤 賢の“目”

来月4日で就任満1年を迎える岸田文雄首相は、安倍晋三元首相の突然の死(7/8)と参院選勝利(7/10)の後、国民の多くが疑問・不安を持つ「信なき政(まつりごと)」を加速している。 国会での議論なしでの安倍元首相の国葬の閣議決定(7/22)、緊急課題である与野党…

お役所がまだフロッピーディスクを使っているわけは……/和泉田守の"目”

和泉田守氏(元日本経済新聞)のコラムです。 お役所がまだフロッピーディスクを使っているわけは…… 今年の4月から6月にかけて、地方自治体の行政を巡る不祥事で全国的に大きく報じられた事件が2件あった。・4月の下旬、新型コロナウイルス禍の影響を受けた…

ウィズコロナ・ポストコロナの処方箋/山下郁雄の目(経済記者シニアの会)

山下郁雄記者(経済記者シニアの会/IT記者会)のコラムです。ウィズコロナ・ポストコロナの処方箋 世界各国がポスト・コロナに移行しているなか、ゼロコロナを目指す彼の国と、第7波の勢いが止まらない某国だけが、世界の潮流とは異なる濁流に飲み込まれ…

IT多重下請け構造に公取委が切り込むには/佃均の目(経済記者シニアの会)

6月末、公正取引委員会が「ソフトウェア業の下請取引等に関する実態調査報告書」を公表しました。資本金3億円以下のソフトウェア関連企業2万1千社を対象に行ったアンケート 調査から、取引上の優位な地位を利用した「買い叩き」や「中抜き」、対価の支払…

安倍元総理襲撃事件からリスク管理を考える/千葉 利宏の“目”

安倍晋三元総理が7月8日、参院選挙の遊説中に死去したとのニュースを聞いた時、正直、あまり驚きませんでした。襲撃された人間が誰であれ、日本でもそうした事件が起こることは、記者であれば想定していることだからです。 確かに日本では、銃社会である米国…

2022年上半期トピックスの「戯言辞典」  経済記者シニアの会/山下 郁雄の“目”

IT記者会発足当初からのメンバーでもある経済記者シニアの会の山下郁雄記者のコラムです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 コロナ、ウクライナ、円安、物価高騰に猛暑。今年上半期を振り返ると、五つのキ…

デジタルに変身するより「上手の真似をする」が肝要

「経済記者シニアの会」ホームページのトップ(URLは下記) 記者仲間のお付き合いで、4月から「経済記者シニアの会」という集まりにブログ要員として参加しました。といって書けるネタはIT/DX/デジタル周りに限られるのですが。5月16日付で掲載さ…

AWS/GCP採用に続く次の一手は? デジタル庁のガバメントクラウド先行事業(1)

行政DXの基盤となる「ガバメントクラウド(Gov-Cloud)先行事業」にAWSとGCPを採用──デジタル庁の公式発表が2021年10月26日で、先日の総選挙の争点にはならなかったが、見落としてはならない重要なニュースだと言える。国民の生命・財産にかかるデータを扱う…

「DXレポート2」に書かれなかったこと─経産省の真意を深読みする 情報産業からデジタル産業に軸足を転換、その過程で浮き彫りになる3つの課題(3)

「デジタル産業」の形成で多重下請け構造から脱却 より難題なのは、(2)IT産業の多重下請け構造だろう。所管する商務情報政策局の情報産業課(ソフトウェア・情報サービス戦略室)は2021年2月4日に「デジタル産業の創出に向けた研究会」を立ち上げ、かねてか…

「DXレポート2」に書かれなかったこと─経産省の真意を深読みする 情報産業からデジタル産業に軸足を転換、その過程で浮き彫りになる3つの課題(2)

「DXレポート2」に書けなかった3つの問題 DXレポート2は仕事納めの年末ギリギリに公表しなければならないほど切羽詰まった内容ではない。もう1つのディスカッションペーパーも年初に公表するより、じっくり読み込む時間を考慮すべきだったかもしれない。 そ…

「電子政府」なのに書類添付が必要な行政手続きが48億件もあるって知ってましたか(1)

2018年5月に書いた記事の再掲です ネット処理は手続き全体の13%、総件数の6割 内閣官房IT総合戦略室と総務省が「行政手続等の棚卸結果」を公表したのは2018年3月末だった。かなり前のことなので、我ながら「遅きに失した」の感は否めない。また…

テレワークが直撃する就労構造の歪み

図は「データ種類別の活用状況」(出典:JUAS「企業IT動向調査2020」) 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、日本政府が感染症基本方針を発表した2020年2月26日、経産、厚労、国交の3大臣が、経団連、日本商工会議所、経済同友会、連合の4団体に…

誰が考えたってコロナショックで受託系ITサービス業は壊滅的打撃 時間の問題だが再生のチャンスも

デイリースポーツ 序ノ口、煌-艶郷戦から無観客の春場所が始まる 新型コロナウイルスの拡散が止まらない。3月9日、政府の専門家会議は「なんとか持ちこたえている」と発表したが、判明している感染者数はあくまでも保健所がPCR検査を許可した限りの話だ…

【ビジネスジャーナル】官僚に行政文書改ざんを「できなく」させる「日本列島イントラネット化」構想

2018年4月25日付「ビジネスジャーナル」掲載の記事です 「働き方改革」に関連する厚生労働省のデータ偽造(捏造)が発覚したのは2018年の2月だった。続いて3月には森友学園への国有地払い下げに関する決裁文書の改ざんで、当時財務省理財局長だ…

大手企業はデジタル化に前向きだがデータ活用は…… 「企業IT動向調査2020」速報値から見えてくるもの

「SAP、S/4HANAへの移行期限を2年延長し2027年末に、顧客の要望を受けて決定」(https://it.impressbm.co.jp/articles/-/19249)の記事が出て、エンタープライズIT界隈には「やれやれ」感が漂い始めた。しかし《2025年の崖》に執行猶予がつき、加えて新型…

緊急事態宣言には誰もが納得できるエビデンスと懐の深さが要る

FNNプライムオンラインから 詳細な説明がないまま、安倍首相が「全国の公立小中高校の一斉休校」を要請したが、教育の現場から「準備する時間が足りない」「終業・卒業のけじめがつかない」、家庭から「共働き、片親の家庭はどうすればいいのか」といった苦…

経産省が「2025年の崖」対策の第2弾 「DX銘柄」と「デジタルガバナンス・コード」を読み解く(下)

1回目の会合は検討テーマの羅列で終わる デジタルガバナンス検討会初回の様子を描写すると、攻めのIT経営銘柄選定委員会で委員長を務める伊藤邦雄氏(一橋大学大学院 経営管理研究科 特任教授)が座長として中央に座り、経産省側は商務情報政策局 局長の西…

経産省が「2025年の崖」対策の第2弾 「DX銘柄」と「デジタルガバナンス・コード」を読み解く(上)

「崖」まであと5年、“本気”を出した同省の方針・施策を、ITリーダーはどうとらえるか 1年半前、「2025年の崖」という警告とその対策方針を示して、課題・問題は多々あれども日本企業が向かわねばならない道としてデジタルトランスフォーメーション(DX)を促…

「新型ウイルスはアンダーコントロール」という幻想 ごはん論法が日本を滅ぼす

2月18日にマイブログに掲載していた記事ですが。 記者会見する加藤勝信厚生労働大臣(厚労省のホームページから) クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」乗客の下船が始まり、国内での感染者が100人を超えた。新型コロナウイルスで初の死者に次ぐ節目だ…

「JISAのトンチンカンを止めるのは誰か」を考えるのもバカバカしいという話

なにせこの団体が発足する前夜、その「現場」に立ち会っていたものですから。ITに軸足を置いている取材・報道仲間からは、冗談半分に「最後まで見届けるのがアンタのミッション」のようにからかわれることもあります。 ソフトウェア産業振興協会(ソフト協…

1人当たり売上高3358万円の怪 統計で見る情報サービス産業(『情報サービス産業白書2019』から)

情報サービス産業協会(JISA)によると、2017年度、受託型ITサービス業の従業員1人当たり売上高が3358万円だったという。へぇ〜、というか何というか、にわかに信じられなかったのは、筆者が保有しているデータと大きく違ったからだ。 筆者が…

情報サービス産業白書2019「ITエンジニアの働き方改革」アンケートの欺瞞

情報サービス産業協会(JISA)が7月1日付で刊行した『情報サービス産業白書2019』(発行所:(株)インプレス)は、「ITエンジニアの働き方改革」と題し、会員企業の従業員個人へのアンケートで《ワクワクする働き方》を調べている。ここしばら…

情報サービス産業白書2019「ITエンジニアの働き方改革」アンケートの欺瞞

情報サービス産業協会(JISA)が7月1日付で刊行した『情報サービス産業白書2019』(発行所:(株)インプレス)は、「ITエンジニアの働き方改革」と題し、会員企業の従業員個人へのアンケートで《ワクワクする働き方》を調べている。ここしばら…

練馬殺人事件の深層 要因は引きこもり/8050問題だけなのか〜乖離するサイバーとフィジカル〜

立て続けに、川崎市登戸と東京・練馬で無職の中高年者が絡む衝撃的な事件が発生した。「引きこもり」と「8050問題」をセットにした論議が喧しいが、練馬事件のもう一つの側面は〈サイバーとフィジカル〉、つまりサイバーの世界に生きている息子、フィジカル…

岩島「親子プログラミング教室」で考えたこと 実社会に等式で結ぶ「正解」はないんだよね

4月2日午後2時から、群馬県東吾妻町岩島の東吾妻町地域振興センターで、「親子プログラミング教室」が開かれた。来年4月から小学校で「プログラミング教育」が必修になるとあって、父兄や教員も関心を寄せている。講師・高橋正視氏が作った「数消しゲー…

デジタルと印鑑・印章は共存できるか 「QRコードのハンコ」で考えたこと

「自治体DX推進会議」が開かれたのは今年1月18日。話というのは、そのエンディングで示された「自治体DX行動プラン」ではなく、QRコードを使った角印と、行政手続きからハンコをなくすことについてである。実際に作ってみて思ったのは、QRコード…