安倍元総理襲撃事件からリスク管理を考える/千葉 利宏の“目”

 安倍晋三元総理が7月8日、参院選挙の遊説中に死去したとのニュースを聞いた時、正直、あまり驚きませんでした。襲撃された人間が誰であれ、日本でもそうした事件が起こることは、記者であれば想定していることだからです。

 確かに日本では、銃社会である米国のように頻発に襲撃事件が起きてはいません。そのリスクが非常に小さくても影響が甚大であれば、それに応じたセキュリティ対策を講じる必要があります。

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