CEATEC JAPAN 2015へ行ってきた いろいろ見れたビジュアル・レポ(2)

ドローンがいっぱい この展示会、いろいろ言われているが、行って見なくてはわからない。現地はやっぱり凄い、いろいろあるじゃないか、という感じ。以下、目についた展示のビジュアル・レポの2回目。<<まるで航空母艦。こんなに手軽では、あっという間に普…

CEATEC JAPAN 2015へ行ってきた いろいろ見れたビジュアル・レポ(1)

往年の勢いは無くとも この展示会、いろいろ言われているが、行って見なくてはわからない。現地はやっぱり凄い、いろいろあるじゃないか、という感じ。以下、目についた展示のビジュアル・レポ。 振り向いたpepper君と一瞬目が合った(ソフトバンク) こちら…

私の「南蛮のみち」〜マデイラ・アイランドへ行ってきた〜②

そういえば、マヨルカ島の国際会議では、島の少し内陸に入ったところ のバレアレス諸島大学のツーリズム学部のお世話になっていた。近代的な とても立派な大学キャンパスで、ここではホテル型のフルサービスの昼食 が出た。学部の実習とい…

私の「南蛮のみち」〜マデイラ・アイランドへ行ってきた〜①

機会があってここ10年ほど毎年のようにソフトウェア・エンジニアリングに関する国際会議に論文発表などで参加してきた。その開催場所はオリンピックにも似て、それぞれ誘致する研究グループなどによって脈絡無く世界各地を持ち回る。おかげで参加する者とし…

(続)絶句、青淵、あまりにも偉大な 津本陽「小説 渋沢栄一」を読んで(13=完=)

外交。また外交 米国カリフォルニア州での日本人排斥政策の具体化で、各州の独立性を思い知った明治政府は、政府間だけでなく国民外交の必要性を痛感した。 東京、王子、飛鳥山、渋沢史料館で 明治四十一年(1908)の末になって外務大臣小村寿太郎は商業会議…

(続)絶句、青淵、あまりにも偉大な 津本陽「小説 渋沢栄一」を読んで(12)

日米外交逼迫のなかで 移民排斥をめぐって日米関係が急迫する中、明治三十九年(1906)4月、サンフランシスコ大地震が発生した。日本赤十字社が救済義捐金を募集し、渋沢栄一は各企業に寄付を依頼、日本からの寄付金は25万ドルを超え、この額は全世界からの…

(続)絶句、青淵、あまりにも偉大な 津本陽「小説 渋沢栄一」を読んで(11)

再訪の欧州で 明治三十五年(1902)、62歳の渋沢栄一は半年に及んで欧米を歴訪した。その最後の1ヶ月はロンドンを拠点とした欧州巡行だった。それは幕末、徳川昭武に随行してパリを拠点に滞在してから実に39年ぶりの欧州である。この間渋沢栄一個人にとって…

(続)絶句、青淵、あまりにも偉大な 津本陽「小説 渋沢栄一」を読んで(10)

授爵そして国民外交 津本陽「小説 渋沢栄一」、終段に来て授爵の話題がある。団塊世代にはピンとこないが、いくつかの大きな含意がある。 晩香廬(東京、王子:飛鳥山) 爵位については、以前、幕末の歴史を概観しているなかで、江戸時代のいわゆる大名家、3…

Japan IT Week[春]に「ちょっとだけ」行ってきた

東京ビッグサイトの巨大展示会、リード エグジビジョン ジャパン(株)主催の『Japan IT Week[春]』は12種の展示会が合体した催しで、その巨大さ、人波に、気力、体力が及ばず、ちょっと垣間見た程度だが、それでも刺激一杯だった。 特別講演の聴講申し込…

ソフトウェアとコトバ(12) GOTO Letter をめぐって

CACM誌でプログラム構造化定理に出会った1966年春からの数年間,わたし自身の個人的生活環境は目まぐるしく変化した.それまで5年ほど勤めていたコンピュータ・メーカの子会社を退職して某計算センターに移ったが,そこでの仕事に飽き足らずに友人たちとソ…

上海雑踏事故から見る中国

Wikipediaで「上海雑踏」のキーワードで検索したところ、中国語、英語、日本語はもちろん、フランス語、スペイン語、ポーランド語、ロシア語、韓国語の説明がある。Wikipediaを通じて、世界中へと広がってゆき、中国の顔はますます広くなったと思われる。 今…

端午の節句

中国でいう「旧暦」には夏歴と周歴と商歴との3種類がある。夏の時代、周の時代、商の時代に使われていた暦法のことである。その違いは一月にある。十二干支で数えると、夏歴では一月を「寅月」とした。その一方、周歴では一月を「丑月」としたが、商歴では一…

Who Moved Whose Petroleum ?

5月13日、ベトナムで残念な事件が起こった。ピンスオン省をはじめ、中国関連企業が集中した4省にわたる大規模な反中暴動が発生した。中国企業だけではなく、シンガポール系、韓国系、日系、そしてフランス系企業にも被害が及んだらしい。 ウォール・ストリ…

貴方が知らないカエデ

皆さんがご存知のように、紅葉狩りといえば秋の行事である。 モミジのメカニズムとは、普段は緑に見える葉が、秋になると、葉に蓄積したブドウ糖や蔗糖などの糖類から光合成を利用して新たな色素が作られたりする。その過程で葉の色が赤や黄色に変化し、モミ…

煙花三月下揚州

揚州に関する最も有名な句といえば、李白注の「煙花三月下揚州」となる。もともとは、李白が揚州へ左遷される孟浩然(注)を見送りする際に書いた詩の中の一句であった。意味としては、霧も囲まれている柳がすくすくと芽生えし、花がいっぱいに咲いている三…