CEATEC JAPAN 2015へ行ってきた いろいろ見れたビジュアル・レポ(4)

IPAもIoTにまっしぐら

 この展示会、いろいろ言われているが、行って見なくてはわからない。現地はやっぱり凄い、いろいろあるじゃないか、という感じ。以下、目についた展示のビジュアル・レポの4回目。

情報処理推進機構IPA)もIoTへまっしぐらだ。

日中連携も進む。時代は5Gへ=HUAWEIとNTTdocomo。

そして今回一番気になった展示がこれ。『土壌環境センサ』。農業分野で簡易にリアルタイムの土壌モニタリングを行うことができる。こうした仕掛けの活用こそが本来の農業の姿であろう。耕作地全域にわたってpHなどの土壌の基本的な特性を恒常的にリアルタイムで把握し、その定量データにもとづいて農業作業の判断を進めてゆくことが可能になる。そのインパクトは計り知れない。地域の大学と連携しながら農業への適用研究を進めているとのこと。(ローム)

 以上、体力の範囲内で駆け足で展示会を覗いただけだけど、皆元気いっぱい、あらゆる意味で次の時代が一歩ずつ迫る、と言う感じだった。やっている人々は楽しいに違いない。

(神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ)