魯玉芳の上海日記

上海雑踏事故から見る中国

Wikipediaで「上海雑踏」のキーワードで検索したところ、中国語、英語、日本語はもちろん、フランス語、スペイン語、ポーランド語、ロシア語、韓国語の説明がある。Wikipediaを通じて、世界中へと広がってゆき、中国の顔はますます広くなったと思われる。 今…

端午の節句

中国でいう「旧暦」には夏歴と周歴と商歴との3種類がある。夏の時代、周の時代、商の時代に使われていた暦法のことである。その違いは一月にある。十二干支で数えると、夏歴では一月を「寅月」とした。その一方、周歴では一月を「丑月」としたが、商歴では一…

Who Moved Whose Petroleum ?

5月13日、ベトナムで残念な事件が起こった。ピンスオン省をはじめ、中国関連企業が集中した4省にわたる大規模な反中暴動が発生した。中国企業だけではなく、シンガポール系、韓国系、日系、そしてフランス系企業にも被害が及んだらしい。 ウォール・ストリ…

貴方が知らないカエデ

皆さんがご存知のように、紅葉狩りといえば秋の行事である。 モミジのメカニズムとは、普段は緑に見える葉が、秋になると、葉に蓄積したブドウ糖や蔗糖などの糖類から光合成を利用して新たな色素が作られたりする。その過程で葉の色が赤や黄色に変化し、モミ…

煙花三月下揚州

揚州に関する最も有名な句といえば、李白注の「煙花三月下揚州」となる。もともとは、李白が揚州へ左遷される孟浩然(注)を見送りする際に書いた詩の中の一句であった。意味としては、霧も囲まれている柳がすくすくと芽生えし、花がいっぱいに咲いている三…

他国はずっと発見、マレーシアはいつも否認

図1は、3月8日午前7時40分頃①アビエーション業界での大事件、MH370便が行方不明になり、乗客の親類たちが無事を祈る場面の写真である。 筆者は英語ヒヤリング能力を上げるために、昨年『Air Crash Investigation』②に興味を持つようになり、シー…

2人目の子供、「生育服務証」がなぜか難しい!

前回の「単独二胎とは?」の内容を改めて説明すると、中国の法律では、夫婦のどちらかが一人っ子として育てられてきたら、その夫婦が子供を2人産むことが認められるようになった。ただし法律ではそう定められているが、実際に病院で産むには、「生育服務証」…

単独二胎とは?

今日は旧暦の2月2日。日本では桃の節句、中国では、「龍が頭を上げる日」だと言われ、めでたい、めでたい日である。さて、現在中国社会では実際に何が頭を上げているのか 2013年の年末に、夫婦のどちら側が一人っ子であれば、法律上で2人目の子供が生れら…

白血病――子供のキラー

近年来、世界じゅう白血病患者数は年々増えつつある。中国では児童急性白血病は子供早期悪性腫瘍の中で、発病率と死亡率がもっとも高い病気になった。いつごろから、どうして、白血病が子供にこんなに大きな威喝力を持つようになったか。 医学統計によると、…

ヨウ素人工添加の功と罪

>> 先々月、突然のことに筆者の伯父が胃ガンになったため、早速手術をしてもらったので、3週間程病院で看病をしてあげた。入院したのは外科腫瘤病棟なので、もちろん毎日のように腫瘤摘除術が多かった。その中に、半分以上が甲状腺腫瘤摘除術だった。それは…

四川雅安地震、中国赤十字への信用破産

4月20日、四川省雅安市で2008年四川大地震に続き、また大きな地震が起きた。中国赤十字は直ちにネットで義援金を呼び寄せをしていた。しかし、ネットでのコメントですが、反対の声が大きかった。 「地震が起きると、どうして民間からの義援金を先に考えてい…

人の情と思いやり

何年も海外駐在を続けていた日本人の友達が任期を終え、昨日日本に戻ってきたが、瀋陽の住まいを出る前にメールを送ってくれた。「空港まで職場の何人かが送ってくれるらしい。こういうところは中国人の良いところですね」と。 改革開放が始まってから30年に…

なぜ日本人が好きなのか

中国のネットに『日本に来てから分かった事』という文章が流れていた。「水道水はそのまま飲める」や「知らない人とも挨拶する」、「ゴミを捨てる時間は決まっている」等、良い事も悪い事も細かくまとめていた。そもそも筆者が日本を好きになった理由と言う…

春節と過年

本題に入る前に、中国の暦について少し説明させて頂く。 現在、世界中の国々はグレゴリオ暦が現行暦として広く使われている。中国ではグレゴリオ暦の事を「陽暦」或いは「公暦」と呼ばれ、会計年度等の仕事場で使われている。一方、グレゴリオ暦の前に使われ…

ドクダミの根を食べているか

この前、日本のお知り合いの人たちと食事した時、「中国貴州省の人々はドクダミの根を食べているそうだが、あなたは知っているか」と尋ねられた。「ドクダミ」という日本語の名前だけでは分からなかった。 携帯で一生懸命調べた所、「魚腥草」という別名が出…

なぜ日本に来たのか

日本に入国して10日間が経った。「なぜ日本に来たのか」と来る前から聞かれて、一昨日もまた2回ほど問い詰められた。答えは一つだけで、「日本が好きです」。大学で日本語を選択した理由もそれだった。なぜ好きだったのか、「好きになった理由なんてない」と…

哀れな中国式親心

中国では、2ヶ月間の夏休みが終わり、9月1日前後から学校は新しい学年が始る。ちょうど今各大学が相次いで新しい学生を迎えてきた。今年6月に大学試験で合格した学生だ。荷物運び等一人では無理なので、親と共に登校するのは納得できる。11年前、うちの父も…

魚釣島争いを始めとする領土問題について

本来、筆者は政治には詳しくなければ、興味も持っていないから、何かを書こうとは思ってはいなかった。だが、最近、中国のマスコミは魚釣島には注目を集めて、毎日魚釣島の話ばかり。ネットで日本の記事を検索した所、尖閣諸島に関わる記事も比較的に多い。…

飛人・劉翔のレース棄権について

編集 8月7日、ロンドンオリンピックスタジアム、110メートルハードル予選、劉翔氏が1台目のハードルに左足をぶつけ転倒。それを見て、国内ではお湯を沸かしたでかい鍋のように、毎日騒いでいて、心配の声があれば、非難の声もある。 オリンピックが始まる前…